門倉和紙店は、日本3大和紙のひとつ「細川紙」の故郷、埼玉県小川町に歴史を持つ和紙民芸店です。
古き良き日本の手漉き和紙の文化を今に残し、未来へ伝えて参ります。
これからもこの場所で。
Informaition
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【通常営業時間】 9:30~19:00
【定休日】 火曜日・水曜日
お盆休業や年末年始の営業、最新のお知らせは
門倉和紙店Facebookにて公開しております
OUR HISTORY
昭和29年、先代である門倉富五郎は、埼玉県小川町の地に「門倉紙店」を創業し、「手漉き細川紙」「小川和紙を柱とした紙問屋と手漉き小川和紙製造」
「手漉き和紙の原料であるトロロアオイ(黄蜀葵)の仕入れと販売」を生業としていました。店には、大判の和紙、和紙障子紙、京花紙などが所狭しと置かれ、毎朝、多くの行商の人が仕入れては県内及び群馬県方面に商いに出掛けて行きました。この時代、小川和紙は興隆期であり、今に継がれる、“ぴっかり千両”の音頭が作られたほどです。
しかし、時代の流れと共に紙の原料は化学薬品に代わり、手漉き和紙は機械漉き和紙へと代わって行きました。賑やかな店先からは行商人も姿を消し、和紙作りの原料であるトロロアオイも商いにならなくなってしまいました。生業のひとつであった手漉き和紙作りは、機械漉き工場での紙パッキン漉きに代わり、紙パッキンの天日干し製造に追われるようになりました。
戦後から現代へ、手漉き和紙の文化を取り巻く環境は時代の影響を大きく受けましたが、お客様に支えられることで荒波を乗り越え、私たちは良質な手漉き和紙の仕入れ、販売を続けて来ました。
和紙の郷、小川町当店は、この地で和紙の歴史と共に歩んできました。そして2015年、店名を「門倉和紙店」と変え、ユネスコ無形文化遺産に登録された伝統工芸の手漉き細川紙、小川和紙を柱に、ちぎり絵用の和紙、和紙民芸品などを仕入れ、販売しています。和紙製造者とも広く交流し、細川紙と小川和紙の情報発信の店を目指しております。
お客様のニーズに応えられる和紙店、お客様に満足いただける和紙店、それが門倉和紙店です。「和紙」を通じ、お客様の暮らしをより豊かなものに出来れば幸いです。和紙にはひとつとして同じものはありません。どうぞ当店で“あなただけの和紙”に触れてみてください。
SHOP LOCATION
埼玉県比企郡小川町大字大塚1169-1
☎ 0493-72-3939
駐車場:7台
(マイクロバスをご利用のお客様は事前にご連絡ください)
【ACCESS】 東武東上線・八高線『小川町駅』 より徒歩2分
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